最近寝ても疲れがとれない、ちょっと動いただけですぐに疲れてしまうなど体力の衰えを感じたことはありませんか?
健康でいるためにも体力は必要不可欠なものになります。
しかし、体力をつけようと思っても実際どうすればいいか悩む方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は体力をつける方法についてお話したいと思います!
体力とは
そもそも体力とは何でしょうか?
体力は、行動体力や防衛体力の2つに分けることができます。
行動体力とは、運動するための体力のことをいい、防衛体力は健康的な生活を送る上で何らかに耐える能力のことをいいます。
行動体力
身体を動かす上で必要な能力で体力測定で計測ができるものになります。○筋力・・・筋肉を動かす力
○瞬発力・・・行動を瞬間的に引き出す力
○持久力・・・行動を持続するための力
防衛体力
風邪などの病気や精神的ストレスに対する抵抗力のことをいいます。
体温調整能力や免疫力、血圧や総コレステロール値などの数値で表すことができます。
防衛体力は行動体力と関連しており、行動体力の基盤となります。
ですので、筋トレをして筋力などをつけていっても、精神的なストレスを抱えていると、風邪などを引きやすく防衛体力は低いままとなってしまいます。
防衛体力が低い状態で体力をつけようと思っても、なかなか思うように体力をつけることはできません。
ではどうすれば効率よく体力をつけることができるのでしょうか?
体力をつけるには
①栄養バランスの取れた食事
毎日3食しっかり食べて食事のバランスを整えていくことはとても大切です。
1つの栄養素や1つの食材を摂取することがないよう、様々な食材から栄養素を摂取して、栄養バランスを整えていきましょう。
主食と主菜、副菜、汁物、果物、乳製品をバランスよく日々の食事で摂取していきましょう。
②十分な睡眠
睡眠は体力を必要としますが、それ以上に疲労回復の効果があると言われています。
健康を維持するためには、睡眠は欠かせない要素の一つとなります。
栄養バランスの取れた食事をして、適度な運動も取り入れていても、睡眠が足りていなければ疲労がたまるばかりではなくストレスもたまり健康を維持することはできません。
疲労を回復させるために必要な睡眠時間は、一般的に6時間から8時間と言われています。
毎日質の良い睡眠を取るためにも以下のように寝る前の行動や睡眠環境を整えていきましょう。
- 寝る前はカフェインを控える
- ぬるめのお湯にゆっくり入る
- 寝る前にスマホやパソコンを見ない
- 自分に合った寝具を使う
③有酸素運動
しかし運動といってもハードな運動をする必要はありません。
それぞれに合った適度な運動を取り入れることが大切です。
運動の中でも、疲れすぎず気持ちよくできる程度の有酸素運動はおすすめの一つです。
運動することに慣れていない方は、まずウォーキングや散歩などから始めてみるのもいいでしょう。
また、気軽に家でもできる運動を取り入れてみるのもおすすめです。
太ももを交互に高く上げるもも上げ運動や、階段や踏み台を使って昇り降りを繰り返すだけでも有酸素運動になります。
適度な運動は免疫力も向上させてくれます。
ですので、いきなり激しい運動をするのではなく、まずは軽めの運動を5分~10分の短い時間でも継続して続けていくことで体力をつけることができます!